HTMLとCSS、JavaScriptの違いって?初心者にわかりやすく解説【フロントエンド】

HTML、CSS、JavaScript、この3つの違いがよくわからなくて……
なるほど…、Webサイトの制作において、HTML、CSS、JavaScriptは絶対に習得すべき言語です。今回は、この3つの言語について、詳しく解説していきますね。

「HTML、CSS、JavaScriptの違いがよくわからない…」
「Webサイトって実際はどうやって作ってるの?」

初心者の方で、HTML、CSS、JavaScriptの違いがわからない……という人は多いと思います。

  • HTML、CSS、JavaScriptの違いを知りたい…
  • それぞれの使い方を知りたい
  • この3つの言語を習得する方法は?

そんな悩みを解決できる記事を用意しました。

HTMLとCSS、JavaScriptの違いって?

HTML、CSS、JavaScript。この3つの言語は、Webサイトの制作には欠かせない言語です。
まずは、それぞれの言語の違いについて理解していきましょう。

はい、よろしくお願いします!全部を理解できるかは不安です……
安心してください。初心者の方にもわかりやすいように、HTML、CSS、JavaScriptの違いを、詳しく解説していきますね。

HTML、CSS、JavaScriptの違いを具体的に見る

HTML、CSS、JavaScriptには、明確な違いがあります。
それぞれの役割を見てみましょう。

  • HTML → 動かせないもの、基盤
  • CSS → 装飾できる、見た目を変える
  • JavaScript → 動きを加える、変化を加える

この3つの違いを、実際のWebサイトを見ながら説明していきます。
まずは下記の動画をご覧ください。

上記の動画は、私が制作したWebサービスの一部です。このフォームの構成言語は、『 HTML、CSS、JavaScript 』です。

webページの構成

上記のページは、HTML、CSS、JavaScriptで作られているんですね。ラジオボタンを選択したときに、下の項目の表示が変わった気がします。
そうなんです。ユーザーの動作によって、表示を変える仕組みを「JavaScript」で実装しています。その他見た目の部分は、HTMLとCSSで作っています。

このように、「 HTML、CSS、JavaScript 」それぞれの言語には、明確な役割があります。

1つずつ、解説していきます。

HTMLとは

先ほどのフォームを、HTMLだけを利用して作った場合を見てみましょう。

HTMLだけのwebページ

このように、デザインが最初のものより、質素になっていることがわかると思います。
HTMLは、Webページ全体の構造を指示するための言語です。

構成する指示

なるほど、HTMLはWebページの構造を作るための言語…と。ということは、CSSとJavaScriptは、何をする言語になるんですか?
CSSは、Webページをデザインするための言語。JavaScriptは、動的な処理をするための言語ですね。ちょっと難しいですかね…。まずは、CSSの役割を見てみましょう。

CSSとは

CSSは、HTMLで記述されたWebページを装飾するための言語です。
実際に先ほどのフォームで、HTMLとCSSの違いを見てみましょう。

HTMLとCSSの違い

どうでしょう。見た目が違っているのがわかりますよね。
右側の方が、綺麗に整っていて見やすいと思います。

CSSは、HTMLで構成したWebサイトを綺麗に整える役割

このように、インターネット上に公開されているWebサイトは、HTMLとCSSを使って作られているものがほとんどです。

なるほど!そういうことなんですね。…ということは、JavaScriptはいったい何をするものなんでしょうか……
実は、JavaScriptは、見た目の部分には現れにくいものもあったりします。今回のフォームを参考に、詳しく解説していきますね。

ちなみに、HTMLとCSSについて詳しく知りたいという方は、下記の記事を参考にしていただくと理解が深まるはずです。

JavaScriptとは

JavaScriptは、Webページを動的にすることができるプログラミング言語です。

うーん、なるほど……。すいません、動的というのが、いまいちわからないんですが……
動的と言うのは、簡単に言うと「Webページを動かす」ということです。JavaScriptで実装できる動きの種類はとても豊富です。

Javascriptで具体的に何ができるのかと言うと、

  • お問い合わせフォーム
  • スライドショー
  • アニメーション
  • 固定ヘッダー

などなど、Webサイトでよく見かけるのは上記のような項目ですかね。
上記以外にもJavaScriptで行える動作は、まだまだたくさんあります。

たしかに、これらの動きはWebサイトでよく見かけます!へぇ〜これって、JavaScriptで作られているんですね!
そうですね。具体的に言うと『HTMLに動きをつける』という表現が正しいかもしれません。

JavaScriptの使用例

ちなみに、冒頭で紹介したフォームに使われているJavaScriptは、「ユーザーの選択によって、フォームの内容を変更する」という動作です。

上記の動画を見ると、ラジオボタンの選択によって、フォームの入力内容が変化しているのがわかると思います。

これは下記の処理を、JavaScriptで指示しています。

  • ラジオボタン「プログラミング」が選択されたときには、Aの入力フォームを表示する。
  • ラジオボタン「ブログ」が選択されたときには、Bの入力フォームを表示する。

あ、そうだったんですね!最初に動画を見たときに、ラジオボタンの選択によって、フォームの入力内容が変わってる……と思ってたんですが、これもJavaScriptの仕組みだったんですね!
そうです。このように、JavaScriptを使うことで、HTMLとCSSだけでは表現できなかった『動的部分』の実装が可能になります。

JavaScriptを導入すると、Webサイトを動的にすることが可能になります。より、品質の高いWebサイト制作が可能になります。
だからこそ、JavaScriptは、必ず習得しておきたい言語ですね。

注意
「JavaScrip」と「Java」は、全く別の言語です。同じ認識にならないように注意しましょう。

HTML/CSS/JavaScript:フロントエンド

『HTML/CSS/JavaScript』この3つの言語を使いこなせると、いわゆる「フロントエンド」としての作業が可能になります。

フロントエンド…。聞いたことがあります。具体的にはどのような作業をしていくのでしょうか?
フロントエンドは、簡単に言うと『一般的なWebサイトの視覚的部分を制作するエンジニア』のことです。

フロントエンドは、『HTML、CSS、JavaScrip』の言語を使用して、ユーザーが視覚的にWebサイトを閲覧できる状態にまで制作するのが仕事です。

もちろん、スマートフォン、PC、タブレットなどの、各サイズに合わせた調整も必要ですね。これらもフロントエンドの仕事です。

フロントエンドエンジニア

なるほど!フロントエンドについて、イメージが湧きやすくなりました!
よかったです!それでは、実際にこの3つの言語を習得していく方法をご紹介していきますね。

HTML、CSS、JavaScriptを習得する方法

『HTML、CSS、JavaScript』は、下記の順番で学習していきましょう。

  1. HTML
  2. CSS
  3. JavaScript

おすすめの学習手順

オススメはの学習サイトは、「Progate→ドットインストール」の順番です。
それぞれ学べるコンテンツを細かくご紹介しておきます。

上記の順番で一通り学べば、フロントエンドとしてのスキルは習得できるはずです。あとは、実際に自分でWebサイトを制作してみましょう。

学習したら必ずアウトプットをする

学習サイトが終わったら、必ずアウトプットをしてください。アウトプットは、とても重要です。

アウトプットをする最大の利点

  • 新しい知識に気付ける
  • 自分のスキルを把握できる
  • しっかりとスキルアップできる

HTML、CSS、JavaScriptの学習を終えた次は、サイト模写がいいですね。

  1. HTMLとCSSを使って、既存サイトの模写をする
  2. 模写したサイトにJavaScriptで動きをつける

上記の手順でのアウトプットがオススメです。

確実にフロントエンドエンジニアになるには

とはいえ、独学は向き不向きがあります。確実にフロントエンドエンジニアを目指したいという人には、スクールもオススメです。

確かに…学習サイトだけでは正直不安だったりもしてました…
そういった人に、スクールはオススメですね。サボれない、確実にスキルアップできる、結果を出せる、これはスクールに通うメリットですね。

TechAcademy

最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。
オンラインで受講できるので、どこかに通う必要なく、自宅でもプログラミングを学ぶことができます。
≫TechAcademy「フロントエンドコース」

POINT
「実際にどういうものかを体験してみたい」 という方は、こちらの無料体験コースがオススメです。
≫TechAcademy「プログラミング無料体験」

HTML/CSS/JavaScriptとは:まとめ

この3つの言語を習得できれば、フロントエンドとしての活動が可能になります。
最後にもう一度おさらいしておきましょう。

HTML、CSS、JavaScriptの役割

  • HTML→動かせないもの、基盤
  • CSS→装飾できる、見た目を変える
  • JavaScript→動きを加える、変化を加える

フロントエンドエンジニアとは

  • 『HTML、CSS、JavaScrip』の言語を使用する
  • ユーザーが視覚的にWebサイトを閲覧できる状態にまで制作する
  • スマートフォン、PC、タブレットなどの、各サイズに合わせた調整も必要

HTML、CSS、JavaScriptの学習方法

もう一度、学習方法を確認したいという人は、下記を参照してください。
≫ HTML、CSS、JavaScriptの学習方法

ありがとうございます!HTML、CSS、JavaScriptの違いがわかったような気がします。フロントエンドの役割もしっかりと理解できました!
そうですか、よかったです!3つの言語を習得するには、それなりの時間は必要になりますが、少しずつ着実に進めてみてくださいね。